159:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:23:20.99 ID:qjaYsugY0
――正午頃、麦野の暮らしている高級マンション
「じゃ、行くか」
「そうね」
電話の女から連絡が来て暫くして二人は起きる。
支度を済ませると浜面と麦野はマンションのドアをあける。
するとむわっと熱気が二人の頬を打つ。
熱気に支配されたマンションの廊下から空調の効いたエレベーターに乗る。
地下駐車場に着くまでに二人はねっとりと、唇を重ねる。
「む…ふぁ…ん…」
「ぷちゅ…くちゃ…」
滝壺の事を浜面が好きだなんて話、自分だけの勝手な勘違いや妄想、幻想の類かも知れない。
浜面はその負け犬根性を全く臆面もなく自分の前でひけらかしてくれたのかもしれない。
信じたい。現に昨日浜面は麦野の事が好きだと言ったではないか。
空調の効いたエレベーターも地下に着くと終了。
ごうごうと空調のうなる音が聞こえる地下駐車場に到着した。
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