16:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:05:34.43 ID:RxVAfjGZ0
『待って!私も行って良いですか?』
そこは虚空。何もない。誰も答えない。
気付けば、周りには私以外誰もいない。
ただの空間だけ。
いきなりシーンが変わる。
『あれ?ここはどこ?まさか、セブンスミスト?』
佐天は周りをキョロキョロ見回す。
初春達を見つける。
『ういはるー!白井さーん!御坂さーん!』
『あ、佐天さん!どこに行ってたんですか?探しましたよ?』
『ごめんごめん、ちょっと風紀委員の詰所に…?ってあれれ?』
混乱する。自分がどこにいたのか良く分からない。
確か、風紀委員の詰所にいて、初春と白井を探そうとして、彼女はドアを開いた時…。
『ま、どこ行ってたって良いわよ?それより、ホラ、今日は美琴先生のおごりだから、美味しいパフェがどこにあるか教えてよ!』
『あら!お姉様が奢るなんて珍しいですの!さては…何か良いことでもありましたか?』
『は?な、な、な、ないわよ!あの馬鹿とかどうでもいいから!』
『あの馬鹿?まさか…あの類人猿とまた遭遇しましたの?噂に聞けば、あの類人猿は無能力者らしいですわよ?』
急激に情景が切り替わったと思えば、佐天は白井達といつもしているごく、他愛のない話の輪にいた。
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