167:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:29:51.60 ID:qjaYsugY0
――第七学区 セブンスミスト
「いやー、初春、結構似合ってると思うわよ?このカチューシャ」
「えー?そうですか?実際、問題こんなのカチューシャじゃないですよぉ」
「え?結構シンプルで良いと思うけど?」
「ダメダメですよ、佐天さん。カチューシャはもっと花とか点いてないとダメです!夏なんで…彼岸花とか!」
「うーん…それは絶対に辞めた方が良いと思うよ…?初春?」
他愛もない(!?)会話。いつもの二人。
佐天と初春はセブンミストの髪留めピンの新作を見ていた。
初春に送ったメールは正午過ぎに帰ってきた。なんでも風紀委員の会議だったとか。
午前中はやはりぼんやりと過ごした佐天にとっては初春の返事が来たことは僥倖だった。
(いやー…返事帰ってこないと実際暇だったからなぁー…アケミ達は実家帰ってるって言ってたし…それに、御坂さん達は…)
佐天は今日の午前中に初春から返事が来ない間、他の友人達――御坂と白井――に遊ぼう、とメールを送る事に逡巡していた。
何故かあの二人と初春抜きで会うことに佐天は抵抗を感じていたのだ
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