226:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/26(水) 10:46:28.51 ID:kFxmX+Fj0
――佐天の学生寮 八月十九日(美琴が一方通行の事件を目撃してから四日後)
「じゃ、また明日ね、初春、白井さん」
「はい、また明日ー佐天さん、白井さん」
佐天は夏休みまっさかりと言うことで初春や白井と第二十二学区の地下街で遊んでいた。
当初は美琴がいないのがいやだ、なんだ、と言っていた白井は結局来た。
だったが遊び始めるとわいわいと騒いでいたので、一応楽しんでいたのだろう。
美琴はなんだか最近とりつく島がない、との白井談。なにやら緊急事態だろうか?
白井に聞くところによれば、何でもここ最近寮の方にも戻っていない、との事。
(御坂さん、最近どうしたんだろう?)
佐天は美琴の事をぼんやりと考えながら日焼け対策の水スプレーを肌に振りかける。
(何かあったのかな…?)
ういーん…ういーん…
(お、きたきた)
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