228:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/26(水) 10:47:23.01 ID:kFxmX+Fj0
『えー続いてニュースです』
佐天がテレビをポチッとつける。
『品雨大学の研究棟で火災が発生しました』
(品雨大学…ってあの教授が抜けたとか…この全く人騒がせな大学ねー)
日焼けした肌にしっとりしめったタオルをあてがいながらニュースを見る佐天。
ニュースの内容からすれば死傷者は居ないものの、研究棟で行われてい研究は暫く凍結するとの事だ。
(ふーん…なんか物騒な世の中ねー)
佐天は他人事の様にテレビの内容をぼんやりと見ながら思った。
『続いて新たに入った情報です…!磁気異常研ラボにも火の手があがった様です…』
『なお…侵入の形跡はなく…いきなり電子機器がショートした模様で、学園都市に電力を供給している会社の技術者達が緊急招集され…』
『あ…あらたに入った…情報ですと…バイオ…』
テレビのキャスターは刻一刻と入る情報にてんてこ舞い状態だった。
ニュース内容よりも動揺してあたふたしているキャスターを見ている方が佐天は面白かった。
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