270:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 04:00:59.46 ID:scyQj+zN0
滝壺が浜面の事を好きだと臆面もなく告げた。
その事に対する彼女に与えた動揺は計り知れないものがある。
むしろ、滝壺が浜面に告白すれば、あの男の事だ、ころりと滝壺になびくかもしれない…。
アイテムの女王とアイテムの女王補佐はその後無言で戦場へと向かっていった。
フレンダがいるであろうゾーンまで壁をぶちぬいて歩くしかない。
こういうときは迂回する面倒くささを解消する為にも原子崩しはもってこいだ。
「いくよ、滝壺」
(よし…仕事だ…!)
「うん、久しぶりだね、むぎの」
(しんきいってん)
「あぁ、よろしくね、滝壺」
(さて、戦いのドラムをならしますか)
ふぃーん……
高音が響き渡る。
その直後に麦野の手から原子崩しが顕現する。
ドバァアアアア…
光の光芒が一筋になって隔壁をぶち破っていく。
フレンダの戦っているであろう部屋まで後少しだ。
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