274:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 04:05:15.87 ID:scyQj+zN0
全く笑える状況ではないのだが、フレンダはほくそ笑む。
そして先ほどしまっていたククリ刀を再び抜刀すると一気に美琴に襲いかかる。
「もう…幻想虎鉄を出そうなんて思わない方がいいわよ…?剣戟で電気が出たら誘爆して死んじゃうわよ?」
「…チッ!…めんどくさいことを!」
(私が電気をだしたらここらが吹き飛ぶ事に…!?)
美琴が喋っている間に一気に詰め寄るフレンダ。
「うあぁああああ!」
フレンダは叫ぶと一気に美琴に蹴りかかる。
気体爆薬の誘爆等全く恐れていない。次々にフレンダは手足から攻撃を繰り出す。
美琴は反撃する際に能力を使わないように意識するだけでまともな抵抗が出来ない状態になっていた。
「さっきより格段に運動量が落ちてるわね?」
(結局こっちも疲れてるっつーの!)
思いはすれど、フレンダは自分の疲れを表面には絶対に出さない。
あくまで余裕の表情を浮かべるように努める。
自分と相手の絶対的な体力の差を見せつける。そうすることで相手にさらなる絶望を提供する。
死へいざなうスパイスなのだ。
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