284:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/28(金) 10:51:54.10 ID:scyQj+zN0
すいません。
今読みなおしてたら抜けがありましたので追加。
>>279の前に入れて下さい!
以下挿入部分
――柵川中学の学生寮
佐天はアイテムからの任務遂行の連絡を待っていた。
(御坂さんだったら…どうしよう…)
アイテムに製薬会社からの依頼を伝えた後、彼女はどうしようか、どうしようか、と反芻していた。
(御坂さんだったら…アイテムに勝てるの?)
(いや…四人対一人だったら絶対アイテムが勝つに決まってる…)
(もしそれでアイテムが勝って御坂さんが…その…死んだら…?)
佐天はぎゅっと自分のこぶしを握り締める。
血の通っているこぶしがみるみる内に白くなっていく。
(死ぬわけがない…!御坂さんは常盤台中学の超電磁砲なんだ!)
(でも麦野さんも原子崩しの異名を誇る第四位…!)
(もし…二人が戦ったら…どうなるんだろう?)
佐天は最悪の結末を考える。それは――最近慣れ始めていたもの。
そう。「死」だ。
(二人とも…死んだら……わ、わからないよ…)
佐天は麦野にはあったことが無い。電話をしただけ。声は聞いたことがある。
しかし、美琴は実際に遊んだ事もある友人だ。
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