333:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/29(土) 18:18:35.13 ID:iSm8z8mn0
(ふーん…施設防衛は失敗したけど…五分五分…取りあえず、上には私が報告しておきますかね…)
まず新規作成で学園都市治安維持会宛のメールを作成する。
(ってクソ売女って…やっぱり侵入してきたひとってやっぱり女だったんだ…女のエレクトロマスターって…)
今回の侵入者は事前にエレクトロマスターと言われていた。
そして麦野の任務完了連絡が正しいとすれば今回のインベーダーは女。
佐天の交友関係上にも一人のエレクトロマスターの友人がいる。御坂美琴だ。
(まさか…御坂さんじゃないよね?)
余計な詮索は依頼主の製薬会社からの依頼で禁じられている。
ここでフライングして麦野に聞いてしまえば、と思うがそれはご法度だ。
佐天は麦野に事の顛末を聞きたい衝動にかられたが、まずは任務完了メールを手がけることにした。
(今回の戦い…どうなったんだろう…)
佐天はこの時点で美琴以外にアイテムと戦い、五分五分にもつれ込む事が出来る人物はいないと勝手に決めつけていた。
果たして、今回の施設に侵入したインベーダーの正体はいったい誰だったのだろうか。
佐天はもやもやした思考を払しょくしようとベランダに出てみるが、外のじめじめした暑さにたちまち部屋に戻ってきた。
一人の時間が異様に長く感じた。
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