342:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/29(土) 18:39:17.05 ID:iSm8z8mn0
――滝壺とフレンダがいるアジト
「フレンダ。ダメ?」
「あ?え?ちょっと…滝壺?」
「別に…私、そっちの気がある訳じゃないから、安心してフレンダ」
「結局…二人ではいるのは確定って事?」
フレンダがシャワーに浴びるといいだした時、滝壺もなぜか入ると言いだして始まったこの問答。
アイテムの共同アジトといいう名の大型マンション。風呂も無駄にでかい。なので二人で入る分には全く問題はないのだが…。
♪あと五分ほどで入れます
風呂の自動給湯システムがお湯張りが完了するであろう旨を告げる。
場違いな位に明るい声が流れてフレンダは苦笑する。
「今日、熱かったし、一杯汗かいちゃったから早く入りたい」
「あ、それも、そうね、あはは」
(滝壺と二人でお風呂?ちょっとぉ…)
フレンダはまよった。自分が譲って後でお風呂に入ってしまえばいいではないかと思った。
しかし彼女は滝壺の提案を快く受け入れた。
特に拒否する理由もないし、滝壺なら構わないとなんとなしにフレンダが思ったからだ。
「ま、いっか。じゃ、滝壺、はいろ?」
「うん」
二人はバスルームの脱衣所で服を脱ぐ。
フレンダは手なれた手つきでぱっぱと服を脱ぐと、「お先!」と言ってバスルームに入っていった。
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