372:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/30(日) 02:19:29.50 ID:WUoUVnwX0
フレンダがまだ学園都市に来る前。
カナダにいる時の記憶とか、いろいろな事を滝壺との会話で思い出したフレンダは唐突に甘えたい衝動にかられた。
そしてその突飛な衝動にかられた発言を滝壺は否定することなく、快く受け入れてくれた。
「お姉ちゃん、大好き」
「…私はどうすればいいのかなフレンダ」
「…うーん…ちょっとわからないわ…ははは、ちょっと頭がおかしくなった人が隣にいるくらいで見てやって下さい」
フレンダはそういうと滝壺のお腹のあたりにうずくまる様にして縮こまる。
滝壺はその彼女の動作を見て、優しく肩をとんとんと叩いてやる。
「お休み…フレンダ」
「うん、お休み、ありがとう、滝壺…」
「今はお姉ちゃんだよ?」
「あ、そうだった…ありがとね、お姉ちゃん」
「うん」
程無くして二人はすやすやと寝息を立てて眠りについた。
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