過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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443:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/09(水) 03:32:37.28 ID:ofO3IuS6o
「そうですか、佐天さん…その言いにくいんですけど…」


初春も何やら言いにくそうに頭の中で何を言おうか考えながら言葉を選んでいるといった素振りをしている。
その様子を見て、佐天は「どした?」といつもの元気な表情で下を向いている初春を覗き込む。


(何よ?初春?まさか、今日のホールに入っていく所…見てました…とかそんなオチじゃないでしょーね!?)


一瞬最悪なシチュエーションを想像し、ぞっとするが、彼女の懸念は外れた。
何故なら「やっぱり幻想御手に関していろいろあったんですか?」と心配げに聞いてきたから。


佐天は初春の問いを「違うよ〜」と笑って否定して見せる。
「補習は終わったんだけどね…ちょっと知り合いがさ…」と言ったは良いものの、先が思いうかばない。


初春の質問に窮し、彼女は気まずそうに「あはは…」とひきつった笑顔を浮かべる。
佐天の言動に初春は首をかしげるがあまり気にしていない様子だった。
というのも、彼女たちの前にいる学生の客が開いた座席に通され、次に自分たちが呼ばれる番だったからだ。


「ではご案内します。佐天様ー」


ファミレスの店員に名前を呼ばれ二人はレジ前の椅子から立ち上がり、店員の案内の元、指定された座席に向かう。
がその時、佐天の視野にはとんでもない光景が映った。


なんと目の前にいるのはアイテムだった…。


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