479:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/12(土) 02:17:06.60 ID:8hjNMdxho
「こんにちわ、あ、もうこんばんわの時間かま、適当に座ってください」
フレンダは「あ、はい」と言い、クリーム色のソファにゆっくりと腰を落ち着ける。
「君の知り合いの…ステファニーだっけ?」と男はウェイファラーのレイバンの眼鏡をくいと少しだけ下にやり、フレンダに頬笑む。
フレンダは黒人教師の問いかけに「はい」と答える。
黒人はふふと、口元をほんの少しだけつり上げて笑う。
「知り合いねぇ…?違うなぁ」と黒人教師はにやりと笑い、フレンダを見つめる。
その発言を聞くや、一瞬眉をひそめるフレンダ。
「怪しいものじゃないさ」と黒人は両手を上下にゆっくりと宥めながら再び、笑う。
「………」
「繰り返し言うが、私は怪しいものじゃない」
黒人教師はそういうと教員免許証と警備員の証明書をゴツゴツしたワニ革の財布から取り出してフレンダに見せる。
同時に男は民間軍事会社に所属している証明書をも見せた。
「へぇ…軍人って訳?」
(めっちゃ怪しいじゃない…)
「だね。いやー君には以前お世話になったよ」
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