527:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/14(月) 01:41:51.92 ID:J4PEtpCFo
ステファニーは学園都市から出ていった身。
それを学園都市の警備員のテレスティーナが快く思っていないのではないか?と仮定したからだ。
フレンダがテレスティーナの質問に窮していると彼女はそんなフレンダにいいわよ、と優しさをみせる事等はしなかった。
「じゃ、無理ね」と小さく息まくテレスティーナ。彼女は頭に手をやると「はぁ」とため息をつく。
「知り合いなら連絡先を知ってるはずでしょ?なら、機密上、教えることはできないわ?」
「いや、だからその連絡先が…」
言い訳をしようと思うのだが、フレンダは密かに結局はここもだめか、と思った。
その時、テレスティーナが何かを思い出したように「そういえば…」と机の引き出しにあった上質紙の束を取り出す。
「ねぇ、佐天さん?」
テレスティーナの会話の矛先がフレンダから突然、佐天にシフトチェンジする。
話を急に振られた佐天は「あ、はいっ!」と素っ頓狂な声を上げて曲がっていた背筋をピンとのばした。
「ここ最近学園都市の治安維持に警備員と風紀委員だけでは手がつかないって事は知ってるわよね?」
佐天はテレスティーナの質問に無言で頷く。
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