573:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 18:27:50.11 ID:p/ocpvSSo
アフリカや中東の諸国と同様に子供兵がいるなんて事が知れたらそれこそ学園都市とその自治を認めている日本の信用に関わる重大問題だ。
佐天は子供ながら、こんな事が表に出たらまずい、と思いつつも自分はどうすればいいのだろうか、とただ悩む事しか出来なかった。
「…フレンダがもし学園都市から出るといった場合、砂皿さんはその脱出を手助けする…って事ですか?」
「あぁ」
「その…お姉さんは今、どこに?」
「下のランクルの中に居る」
「……そうなんですか」
佐天は自分の知らない所でフレンダの脱出計画が進行しているんだな、と気づく。
しかし、と思う。フレンダの連絡先を知らないから、砂皿はここにきたのではないか?
『貴女(あなた)の知り合い…いや、組織の構成員であるフレンダに連絡を取って欲しい』
砂皿は確かにそう言っていた。
しかし、佐天はフレンダの連絡先を知らないのだ。
「じゃ、私はフレンダの連絡先を聞いて、あなたに伝えれば良いんですよね……」
「そういう事になる」
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