588:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:49:59.57 ID:p/ocpvSSo
――柵川中学学生寮
「さーって、フレンダの連絡先も分かった事だし、さっさと連絡しちゃいますか」
不意に掛かってきたマコチンとの電話も終わり、佐天は仕事用の携帯を取り出し、先程貰った砂皿の連絡先を打ち込んでいく。
そしてそこにフレンダの連絡先を貼り付けして完了。
と、その時だった。
ドアのノック音が鳴る。俺だ、と佐天の護衛に就任してまだ数時間の男、砂皿がそこにいた。
「あれ?また来たんですか?一体どうしたんですか?」
「…もうフレンダの連絡先を俺の携帯に送ったか?」
佐天はいや、まだです、と答える。
砂皿は良かった、と一言つぶやく。
「何か問題でもあったんですか?」
「既に誰かに監視されてる可能性がある」
「か、監視ですかぁ?」
「あぁ」
ホントですか?と目をぱちくりしている佐天をよそに砂皿は暗視装置から出力した粗い目の画像を見せる。
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