過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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595:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/02/19(土) 20:55:28.91 ID:p/ocpvSSo
――佐天の学生寮を監視しているベティとケイト

ケイトの無線が任務の更新を告げる。
全身漆黒の特殊部隊のいかめしい格好をしているこの人物に連絡をよこしたのは木原数多という猟犬部隊の指揮官だった。


げっ!木原さんか!俺なんかしたか?とケイトは自分がミスをしたかどうか考える。
あの人の前で失敗は決して許されない。無慈悲で有名な数多の前で生き残るには正確に、そう。まるで機械のように任務を遂行する事が重要なのだ。


『オイ、ケイト…砂皿緻密が学生寮を見渡せるホテルに移動したっていう情報が入った…猟犬部隊の他のメンバーが発見したそうだぁ。今から座標を送る』


「あ、はい!了解いたしました…!」
(良かった任務の更新か…!ったく!寿命が縮まるぜ…!)


ケイトは数多の指定してきた座標ポイントに向かうために準備を始める。
リューポルド社製のスコープをばらし、アタッシュウェポンケースにレミントンM24を収納していく。
その間にも監視を続けるベティを横目に見つつ、ケイトは指定された座標のホテルに向かっていった。


砂皿が宿泊している部屋の隣に移動しろ、との命令を受領したケイトは雑居ビルの一階に来た猟犬部隊の補給部隊から衣服やその他ツールを貰う。
雑居ビルの一階で特殊部隊の衣装からスーツ姿に着替え、オフィスマンの様な格好になったケイト。


「…準備は出来たか?」と同僚が彼に声をかける。
ケイトはあぁ、と小さく頷くと同僚の運転してきた2010年モデルのシボレーサバ―バンに乗り込み、砂皿緻密が構えているというホテルに向かっていった。


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