643:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/06(日) 04:07:38.40 ID:9DJGvsKGo
「ごめん!待たせたって訳よ」
「ごめんね。きぬはた、待った?」
二人の女の子の声が掛かる。
絹旗は手にとって見ようとしていたレストランのランチメニューを一度卓において声の掛かった方を見直す。
「フレンダに滝壺さんですか、平気です、私も今きたばっかですから」
絹旗の声を聞きつつフレンダと滝壺は定位置となった座席に腰を下ろす。
今日の招集は一体なんなんでしょうね?と絹旗は首をかしげつつ二人に聞く。
「なんだろうね。私達もわからないんだよね?フレンダ」
「…う、うん」
フレンダがちょっと緊張している様に見えたのは目の錯覚か?絹旗は自問する。
よく見てみれば、目の下にくまができている。寝れていないのだろうか?
「まぁ、もうすこしで麦野達も来るでしょうし、それまでの辛抱でしょう。それより、フレンダ」
絹旗がフレンダを呼びかけると「な、なに?」とうわずった声を上げる。
明らかにおかしい。体調でも悪いのだろうか。絹旗はそんなフレンダを慮って「大丈夫ですか?体調悪そうに見えますよ?」と声をかける。
1002Res/828.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。