672:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/07(月) 04:15:19.25 ID:bmKUI2Yro
そうつぶやきつつ発砲を続けると一発が当たったのだろうか、ハーレーがぐらと揺らいだ。
どうやらライダーの左肩を打ち抜いたようだった。
その光景を見つつ運転手がやった!と嬉しそうに声を上げる。
しかし、当てた当人である数多は一言も発しない。
寧ろ、ダッシュボードから次のマガジンを取り出すと再び発砲を続けた。
(生け捕りで何を考えているか吐かせてやる…!)
そう考えた数多は今度はハーレーのタイヤに弾丸を収束させる。
しかし、なかなか当たらない。
そうしてマガジンを何本か消費したときだった。
左右に用水路が別れているのが確認出来るではないか。ハーレーがどちらに行くか。
(ここでミスったらやべぇな…)
恐らくハーレーの運転手もどちらに行くか逡巡しているだろう。
遠くに見えた用水路の分岐点はだんだんと近づく。
あのハーレーはどちらに行くのだ?
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