693:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 03:42:55.99 ID:1Ac6BJ7uo
佐天は「はい」と頷く。
彼女の持ちうる権限ではバンクで閲覧することが出来なかったアイテムと同様の暗部組織だった。
しかし、砂皿は華僑から入手した冊子を先ほどのアタッシュケースを再び開けて、そこから中国語の簡体字で書かれたW学校”という文字を見る。
その中には四人の構成員達の写真が掲載されていた。
「スクール…華僑の奴らが持っていたファイルなので日本語と対応している。ヘッドギアをはめている男と俺と同業の軍人が一人」
砂皿は冊子をぺらとめくって先にその二人を佐天に見せてやる。
四人のうち、二人はさして脅威ではないことを告げる。
しかし、と砂皿は佐天に告げる。
「この二人は別格だ」
ぺらっと見開きの冊子を広げ、二人の顔写真を見せる。
説明は簡体字で記載されているので読めることは出来ない。
(垣根帝督…それと心理定規…レベルは…)
佐天は冊子に記載されているLv:5とLv:4という記載に注目する。
(垣根って人がレベル5で心理定規って言う人はレベル4…)
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