694:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/08(火) 03:44:25.30 ID:1Ac6BJ7uo
この人たちがスクール…テレスティーナさんが言っていた縄張り争いに執心している組織の構成員って事よね?)
佐天はここ最近学園都市で起きている縄張り争いの中心点にいる人達を初めて見た。
自分たちと同年代、或いは少しだけ年上。
砂皿は佐天にスクールの構成員が乗っているファイルを手渡す。
「…この組織以外でも良い、何か学園都市で騒動を起こそうとしている奴らはいないのか?」
「……」
佐天は困惑した。
今砂皿に言ったスクールという組織も縄張り争いをしているだけであって、それ以外のことは何も言えなかった。
彼女は少し考えてから「すいません…ちょっと分からないです」とぽつりとつぶやいた。
「わかった。では、今後の学園都市の祝祭日関しての聞きたいのだが、九月後半に大覇星祭と学園都市の独立が十月の初旬」
佐天は何も見ないで学園都市の定めている祝祭日の日程を大まかに把握している事に驚いた。
彼女に取ってみれば「あぁ、そんな日あったな」程度の認識だった。
学園都市の人間でもないのに、祝祭日の日程を把握している砂皿に彼女は感心しつつ、柵川中学校の生徒手帳を学習机の中から取り出して確認する。
「…えっと…そうですね……砂皿さんの言っているとおりです…」
「わかった。どちらにしろ一ヶ月とちょっとは潜伏しなければならないな…」
佐天は思い出したようにつぶやく砂皿を見て疑問に思った。
潜伏するのは義務なのだろうか?フレンダ救出作戦が決行されれば行動を起こすのは速いほうが良いのではないか?
戦術や軍事に全く造詣がない彼女は砂皿に質問する。
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