722:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/09(水) 02:05:36.43 ID:irmETSjMo
――同日 MARのオフィス
木原を乗せたムラーノは猟犬部隊のオフィスではなく、妹のテレスティーナが指揮しているMARのオフィスに到着した。
ここの機材は優秀で警備員のメンバーが利用するハイテク機材が揃っている。
「わりぃな、テレスティーナ。お前ん所の機材をちょいとかりるぜ?」
「あら、お兄さん久しぶりね?別に良いわよ?ここの機器の使用権限は私が持っているから、どうぞ使って下さいな」
数多はテレスティーナに軽く会釈をするとムラーノの車内に据え付けられていた車載カメラを取り出したファイルを持っている隊員をオフィスに入れる。
「何か解析するの?」
「あー…さっきまでカーチェイスをしててだな、それで砂皿の野郎と同じホテルから出てきた女がつえぇのなんのってよ」
「襲撃でも喰らったの?」
「まぁ、そんな所だ。前のヴァンガードがぶっ壊されて隊員三人死亡、一人大やけど、で援軍が追いつく間に負傷しつつも相手は逃げ切りやがった」
「あらま。かなりの腕前のようね」
「認めたくねぇがな」
数多はそう言うとテレスティーナから解析室のカードキーを受け取ると部屋に入る。
テレスティーナも興味があるようで、猟犬部隊の何人かと一緒に部屋に入っていった。
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