729:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/09(水) 02:16:00.85 ID:irmETSjMo
結局…砂皿さんの読み通り、独立記念日の前に暗部組織の幾つかが動き出した…どうなるのよ?)
佐天はこの一ヶ月、フレンダを護衛に付ける事はしなかった。それには特に意味はない。
強いて理由付けをするとすれば、自分の身に危険を感じられなかったから。
今、佐天はジョセフに向かっている。
そう、アイテムの構成員達が待機しているレストランだ。
今日は祝日。家に居てもつまらない。いや、そんな理由で彼女はアイテムの会合に来たのではない。
いつもアイテムの面々がどんな会話をするか。それをこの目と耳で見聞きしてみたかった。
そして、何より、フレンダが今後どういった行動を採るか…。例え同行出来なくても、今日フレンダの顔を見ずにはいられなかったのだ。
色々な事を考えながら歩いているとレストラン「ジョセフ」の駐車場が見えた。
浜面の仕事用の車、シボレー・アストロが停まっている。既に会議は始まっているのだろうか。
(おーおー…話してますねぇ、アイテム)
佐天がちらとジョセフの窓をみるとアイテムのメンバー四人が待機していた。
それぞれが思い思いの行動をしているようだ。
その姿を見つつ、彼女はジョセフの入店口に足を踏み入れる。
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