766:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/13(日) 18:35:47.12 ID:RnZvJev9o
――八王子の素粒子工学研究所
時は少しさかのぼり、研究所前。
シボレー・アストロから降りた麦野達アイテムは研究所に向かう。
「スクールはこの研究所の中のどこに潜んでるか分からないわ。気を付けて」
麦野も言葉でいやがおうにも緊張の度合いが高まっていく。
大規模な研究所はしかし、静かにたたずみ、アイテムが足を踏み入れていくのを待っているかのようだ。
研究所に入ると麦野と滝壺、フレンダと絹旗の二組別れて捜索をする。
「見つけ次第、即、殺っちゃっていいから」
麦野の冷淡な指示がアイテムに下される。
フレンダと絹旗は麦野達とは別のルートで研究所をまわっていく。
(結局…静かすぎるって訳よ…なんだってこんな所に潜伏したのかしら?)
フレンダと絹旗はなるべく気配を殺して曲がり角を曲がろうとするが、ここで停まる。
「(絹旗、ちょっと待って)」
「(何か居るんですか?)」
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