784:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/14(月) 04:07:15.77 ID:cchNeYqBo
(良かった…佐天さんが知ってる訳ないよ、でも、なんで、あの白人と面識があるのよっ!?)
美琴は再び佐天にアイテムとのつながりを聞き出そうと口を開こうとするが、対面している佐天が先に口をひらく。
「計画ですかー…知らないなぁー…私が知らない事ってたくさんあるんだなぁー」
痴呆でほうけた人の様に佐天はぼやく。
美琴はそんな彼女に怪しいものを見る視線を注いだ。
「私、無能力者じゃないですか。だから、御坂さん達に憧れてたんですよ。最初は」
最初は、と佐天は語尾を強調する。
「何が言いたいのかしら?」
「言葉通りですよ?御坂さん」
「?」
「私は幻想御手に手を出した前科がありますよね?能力者に憧れてたのはそこまで」
御坂は前科って…と言い澱んでいるが構わず佐天は弁を続ける。
「幻想御手の事件後にすぐ勧誘がきたんですよ、学園都市の治安を守らないかって」
「最初は迷いましたよ?でも、連絡するだけで法外なお金が入りますし、けど身の丈に合ってないって思ったのでめっちゃ迷いましたが」
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