824:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/15(火) 18:14:30.19 ID:ZmrClH2Ho
「未元物質、解除するぞ」
「えぇ。恐らく、彼女にはもう抵抗する気力はないから、平気よ」
未元物質が付近から消え失せると麦野は脱力したようにその場にぺたっと座り込んでしまった。
「……」
自分の頭を抱えながら麦野は何かを思い出そうと記憶を辿ろうとする。
しかし、わからない。今、自分は誰も好きな人など居ない。
(このペアリングは誰としたやつよ?男の知り合い…浜面は普通にパシリだし)
(…でも…滝壺と浜面…うーん…パシリの男と私が付き合ってるわけが…ないか…)
彼女が頭を抱えて考えている間に垣根と心理定規は同じサロンにいる絹旗を撃破すると、アイテムのレーダーであり、照準補佐役でもある滝壺を捉えに向かって行く。
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