83:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/20(木) 03:23:50.91 ID:RdTWuuq30
浜面は頭をポリポリとかくと少し照れながら麦野の寝ているベッドの方へ向かう。
麦野はベッドで寝ている体を起して浜面を待っているようだ。
少し赤面しているその表情はいつもの仕事をする時の鬼の様な形相と比べるとまるで別人のなのではないかと思うくらいだ。
ともあれ、二人の距離は一気に縮まっていく。
そして気付けば二人の距離はもうほぼゼロ。
吐息の音が聞こえるくらい近い。
「はいよ、麦野」
ぴと…
二人の唇が重なる。
麦野はそのまま浜面をベッドに引き寄せる。
そして浜面の耳元で囁く。
「いつも、弁当ありがとねー、これはそのお礼って事だから…」
「お、おう…」
麦野と浜面はしばらく唇を重ねる。
浜面が暗部に墜ちて少ししてからこのいびつな関係は始まった。
付き合ってるかどうか、定かではないが、弁当を買ってきてくれるおかえしに…、二人はいつも少しだけキスをする。
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