892:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/23(水) 02:33:23.05 ID:tfAIRlH5o
――第三学区のとあるビル
前衛部隊だろうか?とにかく砂皿は敵の狙撃部隊を制圧したことに安堵する。
彼はSR25で中距離狙撃を敢行して敵の組織とおぼしき狙撃犯を射殺したのだった。
「警備の狙撃手を倒した、望遠レンズで確認した。今から、出入国ゲートに向かうぞ」
「「はぁい」」
二人の姉妹の仲の良さそうな返事が聞こえてくる。
傷の手当てを済ませたステファニーとフレンダは中型のトラックの荷台に乗り込んでいく。
二人が乗り込むのを確認すると砂皿は自分の武器である狙撃銃を大きいダッシュボードに折りたたんで隠していく。
途中の路上で拝借した中型トラックの中は引っ越しに使うマットや梱包用のベルト、段ボールなどが山積みにされていた。
その中で身を寄せ合うようにして座るステファニーとフレンダ。運転手は砂皿が務める。
「フレンダ、私の隣に座ってな?」
「うん」
トラックの中ではライトがともっている。
二人は肩を並べて仲良く座っている。
「この後、ゲートを抜けたら、さっさと日本からおさらばしよう」
「砂皿さんはどうするの?一緒にいくの?」
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