895:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/23(水) 02:37:16.34 ID:tfAIRlH5o
「じゃ、じゃあ、その、砂皿さんもカナダに来たら…その美味しい店とか一杯、あの、その…!」
ステファニーのあたふたとしている姿を見ながら、フレンダは幼少時代に遊んだカナダの事を思い出す。
カルガリーの市内中心部にあるタワー。そこから見る夜景とオーロラは本当に綺麗だった。
その市街地を出れば広い一本道とその両脇にあるだだっぴろい牧草地が広がっている。
東京の西多摩地区がいくつも入ってしまう広大な土地、それがフレンダの生まれ育ったカナダのカルガリーという所だった。
(この三人で必ず帰る…!カナダの土を踏むまで死んでたまるかって訳よ…!)
決意を新たにするフレンダ。
と、そこでトラックの荷台の部分にいるフレンダたちに無線が入る。
『お前らはここで降りろ。俺に考えがある』
フレンダとステファニーは顔を見合わせた。
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