898:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/23(水) 02:43:25.59 ID:tfAIRlH5o
「は?意味わかんねーよ!確かに第一位が暗部墜ちしたって話しは聞くけど…」
第一位。その呼称を聞いて麦野と滝壺の動きが止まる。
「はまづら。第一位ってどういう事?」
滝壺が浜面の方に近寄ってくる。
麦野もその後をとぼとぼと歩いてくる。
『あー!GPSでそっちのいる場所追ってたんでもうつきます!とにかく、逃げますよ!浜面!足の確保を!』
浜面は「お、おう!」と返事を返す。
絹旗との電話は既に切れており、携帯をポケットに入れると同時に、立体駐車場のドアがバタン!と勢いよく開けられた。
「はぁ…はぁ…はぁ…!は、浜面!」
「絹旗!すげぇ汗だぞ…!どんだけ走ったんだ…!?」
その話しは後!と絹旗は浜面との会話を打ち切る。
肩で呼吸している絹旗に滝壺と麦野が近寄る。
「多分、もうすぐ…はぁ、はぁ、来ます…よ!」
浜面はその言葉を聞くやいなや、急いで近くにあった車をピッキングして開錠する。
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