過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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927:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 18:24:26.90 ID:qK/F6skHo

――第三学区出入国ゲート前

フレンダとステファニーはゲートに到達する前にトラックの荷台から降りていた。
彼女達は砂皿が数多を引きつけている間に他の部隊を必要最低限排除することだった。


一般にも利用される出入国ゲートなので多くの民間人が居た。


彼らは避難するか、砂皿と数多の戦いを遠巻きに見たり、車の中からクラクションをプープーと鳴らしている。
相当数の人がいるこの状況でフレンダとステファニーの二人は避難している人達の群に紛れ込んでゲート付近に近づきつつあった。


アタッシュウェポンケースの取っ手の部分にあるレバーには手が掛かっており、いつでも発砲出来る状態だ。
猟犬部隊やMARの隊員は砂皿と数多の戦いに注目しており、注意力に欠けていた。



「(よし…、フレンダ行くよ?)」


「(了解!)」


フレンダとステファニーは一気に飛び出すと出入国ゲートに構えている警備の隊員達に向かって発砲する。
アタッシュウェポンケースから発射された弾丸はゲートの踏切の当たりに派手に火花を散らす。
すると敵もフレンダ達の存在に気づいたようで、反撃をしてきた。


「まさか、実の妹と一緒に戦うことになるとはねー!」


「結局!私も想像してなかったって訳よ!」


二人はアタッシュウェポンケースの鍵を開錠するとそのままクルツ短機関銃を取り出す。
そしてそのまま派手に弾丸を四方にバラまいた。


消音器によって音はかき消されているものの、短機関銃を発砲しているのはやはり人目について、周囲で見ていた人達の間からは悲鳴が聞こえてきた。
その中には透明の容器に収納されている超強力なVXガスが入っているケースがあるのだが、これは使わない。一般人が多すぎる。


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