932:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:14:18.26 ID:qK/F6skHo
「私達と砂皿さんが分断されないためには…ここを持ち堪えて、なおかつ砂皿さんがここに来るまでまたなきゃいけない!フレンダ、我慢出来る?」
「出来るよ!!」
暫くして銃声が聞こえなくなる。
恐らく、猟犬部隊やその他の増援部隊を斃したのだろう。
フレンダは出入国ゲートからにょきっと顔を出す。
すると200メートルくらい離れたところで砂皿と数多が依然、激闘を繰り広げていた。
フレンダはこの距離なら、と思いアキュレシー・インターナショナルを取り出す。
ヘンソルト十倍のスコープに映し出された数多の姿。しかし、激しく入り乱れての戦いのため、狙撃は出来なかった。
「ダメだ。狙撃が出来ない。放置された車両の中に敵の残党が居る可能性もあるから、援護にも行けないよ…!」
フレンダがステファニーにそう告げて身をかがめようとした時だった。
「まだ終わってないですよ?」
「…!」
二人の前に全く同じ顔のクローンが現れる。
全く同じ容姿の彼女を見てステファニーはポカンとするが、フレンダは見覚えがある顔だった。
「まさか…超…電磁砲?」
「いえ、違います。容姿は似ていますが正確にはお姉様のクローンですね、とミサカは脱走者のフレンダ=ゴージャスパレスとそれを幇助した姉に向かって事実を話します」
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