952:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:53:00.85 ID:qK/F6skHo
「電話の女が平気ってどういう事?滝壺」
「……夏休みに何回か遊んだから…」
本当はフレンダを逃がす為に学園都市を彼女も一役買ってるからだよ、とは死んでも言えなかった。
なので、滝壺は適当に話しをしていく。
麦野も滝壺の発言をおかしいと思ったものの、早く今後の指示を仰ぎたいと思い、携帯を取り出して佐天に電話をかけた。
『もしもし…!?麦野?無事だった…?』
「あぁ。何とか。ただ、絹旗が帰ってこない。それに…」
『……それに?』
「フレンダが脱走した」
『……そうなんだ』
「上からあんたに向かって何か連絡は来てないの?」
『いや、特に来てないよ…』
麦野はそっかと言うと「何かあったら連絡ちょうだいね」と一言言って電話を切った。
「電話の女の方にも特に連絡は来てないみたい…」
彼女は独り言の様にそうつぶやくとふらふらした足取りで風呂場に向かっていく。
昨日の怪我は病院の凄腕の医者に看て貰い、ある程度回復していた。
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