954:投げんな匙 ◆ZBFBxXwTUM[saga]
2011/03/28(月) 21:56:53.31 ID:qK/F6skHo
――柵川中学学生寮前
今日は学校の日だ。というか既に遅刻確定。
昨日の夜遅くまで、自分のやった行為を考え直していた佐天。
結局、自分のやった行いは正しかったのか。いや、それとも間違っていたのか。
そんな葛藤に駆られながら彼女は寝て、そして起きた。
そしてついさっきまで麦野と電話していた。
(あぁ…今日は学校かぁ…なんだか行く気がしないなー…)
ピンポーン…
(え?こんな朝に誰?)
佐天はパジャマ姿のまま、眠そうな表情でドアを開ける。
するとそこにいたのは美琴だった。
今更居留守を使ったとしても直ぐにばれてしまうだろう。
佐天は覚悟を決めて、ドアを開けた。
「御坂さん…?」
「おはよう、佐天さん」
「こんな朝早くにごめんね、時間平気かしら?」
佐天は腕に嵌っているハミルトンの時計を見る。
遅刻確定の時間だったが、別に構わなかった。
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