481:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/24(月) 21:51:10.26 ID:dCZT4GL20
入学して一番最初の身体検査ではレベル0判定。
それでも最初はクラスの大半もそんなもんだ。
けれど、日が経つにつれ、周りの者も何かしらの能力を扱えるようになっていく。
しだいに俺みたいなレベル0は周囲からおちこぼれの烙印が押されるようになった。
不思議と悔しさみたいなモンは沸いてこなかった。
「ああ、やっぱり自分にはヒーローなんて無理なんだろうな」
ド派手な技で敵を翻弄し、華麗にやっつけ、救うべき誰かを救う。
「やっぱり、自分には無理だったんだ」
わかっていた事じゃないか。
当たり前だ、誰しもがヒーローになれるわけじゃない。
人間、諦める事も肝心なんだってな。
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