過去ログ - 麦野「私が暗部に落ちる前に」
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592:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2011/01/27(木) 12:43:26.68 ID:BDi6VSSR0
だけどその日現れた人物は

「えーっと、あんたがアイテムの麦野さんでいいのか?」

私の記憶に残る浜面仕上の面影を色濃く残していた。

ボサボサの頭、汚い金髪。

チンピラ風のナリ。

だけど輪郭や目じり、声の感じや物腰など

この浜面仕上は私が「はまづら」に感じていた事の多く持ち合わせていた。

「はじめまして、俺は浜面仕上というモンだ、よろしく頼む」

不意に握手を求められ思いっきりその手を跳ね除けた

「な……馴れ馴れしくしないで、あんたはただの下っ端なんだから」

精一杯のつよがりだった。


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