124:『吸血殺し編』:第3話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/21(金) 22:24:15.29 ID:wcyIh8vL0
アニェーゼ「『ローマ正教(ウチ)』じゃ『スタンド使い』には『スタンド使い』をぶつけるべし」
アニェーゼ「ってのが『暗黙の了解』ってヤツでしてねぇ」
ブチャラティ「ああ成程…それで俺の所に」
アニェーゼ「いえ、ちょっと違うんですよ」
ナランチャ「…はぁ?」
どうにも要領を得ないアニェーゼの説明に、
ナランチャがアホそうな顔で口を挟む。
ナランチャ「オメェ結局何しに来たんだよ。わけわかんねーぞ」
アニェーゼ「…私とブチャーの話に入ってくんじゃねーですよ、このド低能」
ナランチャ「アァん!?今、なんつったオメェ!」
アニェーゼは虫でも見るかのような視線で、
キレそうなナランチャを見返し、チッとガラ悪く舌打ちしながら言う。
アニェーゼ「『ド低能』ったんですよ、このクサレ脳味噌」
ナランチャ「んだとゴラァ!?このクサレ尼!仮にも恩人に向かってそう言う事いうかぁーーーッ!」
アニェーゼ「うっせーーんですよ、このボケッ!」
アニェーゼ「私にとっちゃ、オメーみたいなのに助けられた事が人生最大の汚点なんですッ!」
アニェーゼ「あそこで、私のブチャーがパンパカパーンと、白馬の王子様みたいに助けに来てくれてりゃ完璧だったのに…」
アニェーゼ「何でよりによってオメーなんですか!おかしーだろ常識で考えてッ!」
ナランチャ「好き勝手言ってんじゃねーよこのバカ女ッ!あーチクショ!何で俺こんなヤツ助けたんだ…」
ミスタ「相変わらず仲がいーなオメーら」
アニェーゼ「どこが!」
ナランチャ「どこが!」
ブチャラティ「…話を戻すぞ」
アニェーゼ「あ、スイませェん」
話を戻した。
アニェーゼ「実は、ウチの所も2、3人『スタンド使い』を飼ってるんでがね」
ミスタ「へーー…教会がねぇ」
ブチャラティ「そいつは初耳だが…何でソイツらに仕事をさせない?」
アニェーゼ「いや、コイツラ…具体的に言うと『神父』とその取り巻きなんですが…」
アニェーゼ「どうにもコイツラ、全面的な信用がおけねーんですよ」
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