146:『吸血殺し編』:第3話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/21(金) 23:06:54.28 ID:wcyIh8vL0
アニェーゼ「驚いたヴァチカンは『十字軍(クルセイド)』の発動さえ検討したそうですが…」
アニェーゼ「準備してる間に、当の『DIO』が同じ『スタンド使い』にぶっ殺されてその一派も壊滅」
アニェーゼ「ヴァチカンにすりゃーもう面子だけ潰されたっつー不祥事ですよ」
しかし『ローマ正教』もこれを教訓に学んだこともあり、
その結果、一つの『ドクトリン』を打ち建てた。
『毒は毒をもって制し』、『夷は夷をもって制す』…
『スタンド使い』には『スタンド使い』をぶつけるべし。
アニェーゼ「この事件以来、ヴァチカンも『スタンド使い』を飼う様になった訳ですが…」
アニェーゼ「その肝心の『スタンド使い』が信用できねーって訳ですよ」
ミスタ「成程なぁ〜」
それならば、教会がこんな回りくどい事をする理由も解る。
ヴァチカンは人に在りながらある意味を人を止めた『スタンド使い』にトラウマを持っているのだ。
藪をつついて蛇を出したくないのならば、誰かにつつかせろと言う訳である。
アニェーゼ「と、言う訳で。誰か手の空いてるヤツを何人か貸してくれませんかねぇ〜」
ブチャラティ「…解った」
僅かな逡巡の後、ブチャラティは直ぐに了解した。
ブチャラティ「『サーレー』と『ズッケェロ』と言う男達…まずこいつらを手配しよう」
ブチャラティ「そして…」
ブチャラティは隣の男の肩をポンと叩いた。
ブチャラティ「このミスタを連れて行け」
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