150:『吸血殺し編』:第3話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/21(金) 23:19:30.47 ID:wcyIh8vL0
ミスタにナランチャ、そしてアニェーゼまでも驚いた顔をした。
アニェーゼ「いや、ブチャー…頼んどいて何ですけど、良いですか?マジで?」
アニェーゼ「今のミスタは、昔みてーなチンピラじゃねーんですよ?」
アニェーゼの言うとおり、ブチャラティがボスに成った時、
彼の仲間である『ブチャラティーチーム』のメンバーもかつてとは比較に成らぬほど出世した。
ここには来ていない『レオーネ=アバッキオ』は『若頭』。
『パンナコッタ=フーゴ』は『相談役』。
そしてミスタは『親衛隊』の隊長にして組織の『ゴミ処理係』でもある。
ちなみにナランチャは、ブチャラティの『ボディーガード』と言う事になっている。
ブチャラティ「これはヴァチカンからの正式な『依頼』なんだろう?」
アニェーゼ「あ、そうですけど」
ブチャラティ「だったら、こちらもそれに対し、それなりの誠意ってモンを見せなきゃならねぇ」
この国、イタリアにおけるヴァチカンの影響力は強大だ。
そのヴァチカンが、わざわざギャングに『依頼』を持ち込んで来たのだ。
つまり、ヴァチカンとの『繋がり』が出来ると言う事であり、
ならば、こちらもそれ相応の『人間』を用意せねばならない。
ブチャラティ「さっき言った2人も充分に腕利きだが」
ブチャラティ「俺はこの『任務』をミスタに託すことにする」
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