過去ログ - 上条「…ディアボロ?」4
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168:『吸血殺し編』:第3話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/22(土) 00:14:45.01 ID:wLnJsurw0

肩をすくめておどけるホル・ホースに、
ジョセウががっくしと頭を下ろす。

ホルホル「ウェカピポの旦那、アンタ何か解るかい?」
ウェカピポ「さあな、俺が知っているのは」
ウェカピポ「あの『アウレオルス』が『隠秘記録官(カンセラリウス)』だったと言う事だけだ」

『隠秘記録官』と言うのは『教会』の役職の一つで、
噛み砕いて言えば『魔術の注釈書を書く書記官』とでも言うべき役職である。
ウェカピポはかつてヴァチカン直属の『護衛官』だった男であり、
それ故に、3年前に離反したこの男の事を見覚えていたのだ。

ウェカピポ「ヤツは『錬金術師』であるとも聞いている」
ウェカピポ「恐らくは、その『術』による物だとは思われるが…」
ジョセフ「流石にお主でも解らんか」
ウェカピポ「生憎、俺自身は『魔術師』では無い」
ジョセフ「ふーむ。しかしこれは困ったのー」

ただでさえ、あの『三沢塾』の中にはどんな化け物が潜んでいるかも解らないのだ。
それに加えて正体不明の『何か』が仕掛けられていると解ったら、
いよいよ迂闊に踏み込む訳にもいかなくなった。

ジョセフ「敵の『スタンド』の正体も解らんしのー」

『吸血鬼』に『錬金術師』だけでも得体が知れないのに、
敵が雇っていると言う『スタンド使い』の詳細も解らないのだ。
名前自体は解ってはいるのであるが、『能力』は未だ不明だ。



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