過去ログ - 上条「…ディアボロ?」4
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663:番外編3:とある科学の鉄球少女 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/29(土) 15:18:44.94 ID:bjbMi4xv0

御坂「(『スタンド使い』に『鉄球使い』…)」
御坂「(そして『黄金の回転』かぁ…)」

白井の背中から戻って来た『鉄球』をキャッチしながら考える。

ジャイロは言った。
『人間には「未知の部分」がある』と。
成程、全くその通りだ。
この『学園都市』の技術でも、全く知り得なかった『世界』があるとは…
『世界は広い』って奴だろう。

御坂「(そういえば、アイツの『幻想殺し』…)」
御坂「(アイツもある意味、そんな『未知の世界』の住人よね)」

表面的にはうだつの上がらない、
しかし、その内面に途方も無く熱い物を秘めた、彼女の気になるウニ頭。
彼の右手も、『学園都市』の技術で解析出来なかった『未知の部分』の一部なのだろうか。

御坂「(まだまだ世の中解ら無い事だれきよねぇ〜)」
御坂「(まあ、だからこそ、オモシロイんだろうけど)」

今、彼女の心は、少年の心の様にドキドキしている。
『世の中がつまらない』なんて事は、生まれてこの方一度も思った事は無いが、
逆に、『世の中がこれほどまでにオモシロイ』とも、今まで考えた事が無かった。
だが、今の御坂の心情は『ワクワクが押し寄せてくる』って奴である。
ここの所、毎日が楽しくて仕方が無い。

御坂「(エヘヘ〜もっと上達したらアイツにも見せびらかしてやろうかなぁ〜)」

『鉄球』を回しながら、御坂はクスクスと笑う。



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