過去ログ - 上条「…ディアボロ?」4
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693:『吸血殺し編』:第4話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/29(土) 22:02:07.96 ID:bjbMi4xv0


―――『8月8日』

―――『学園都市』『第7学区』

ステイル「僕の方からも一応言っておくよ…久しぶりだね」
ステイル「と言っても、丁度『2週間ぶり』程度かな?」
神裂「インデックスも元気そうで何よりです」

平穏な日常と言う奴は、唐突に崩れてしまう物である。
上条、ディアボロ、インデックスの一行の行く手に現れたのは、
身長2メートル近い赤毛の神父に、
中々にハレンチな恰好をしたサムライウェスタンガールである。

『必要悪の教会』に所属する『魔術師』、『ステイル=マグヌス』と『神裂火織』の2人だ。
以前、インデックスを巡る『スタンド使い』との戦いの時に、
一時的に協力関係を結んだ間柄であり、インデックスを上条の元に預けた2人組でもある。

上条「いや…その…何だ。こちらも、久しぶり…」
ディアボロ「(魔術師か…何やらきな臭い)」

上条は、予期せぬ来訪者に思わずオズオズと頭を下げ、
ディアボロは『事件』の予兆を感じて眼を鋭くし、
インデックスはと言うと…

インデックス「………トウマ」
上条「?…どうしたインデックス?」

上条の背後に回ったかと思うと、カッターシャツの裾をギュッと握りしめる。

インデックス「…帰らないよ」
上条「へ?」
インデックス「イギリスには帰らないよって言ったんだよ」

上条の後ろから顔の半分だけ出して、
インデックスはステイル・神裂の2人を睨みつける。
どうやら、2人が自分をイギリスへ連れ帰りに来たと思ったらしい。



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