727:『吸血殺し編』:第4話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/29(土) 23:46:05.26 ID:bjbMi4xv0
上条「いいぜ、協力する」
ディアボロ「…上条、いいのか?俺達には関わりの無い話なんだぞ?」
上条「ああ…」
ディアボロを見返す上条の目に迷いは無い。
こうなっては、梃子でもこの男は動くまい。
上条「その『錬金術師』が何考えてんだか…」
上条「この街で何をやってのかなんて知らねぇ…」
上条「だけどな…」
上条「ちょっとでも碌で無い可能性があるってんなら、見過ごす訳にはいかねーよ」
上条「ましてや『スタンド使い』が絡んでってるって言うんならなおさらなぁ」
ステイルは『錬金術師』がある『施設』を乗った取ったと言った。
ひょっとすると、何らかの犠牲者が既に出ているかも知れない。
やはり、見過ごせない。見過ごす訳にはいかない。
ディアボロ「(難儀な男だな…全く)」
上条当麻がまたイラぬ事まで背負いこもうとしている。
しかし、ディアボロにはそれを止める術は無い。自分に出来るのは…
ディアボロ「良いだろう。俺も協力しよう」
せめてこの男の行く道にポッカリと空いた『落とし穴』をどうにかしてやる事だけだ。
それが、この男に救われた一人として、そして『友人』としての務めであるのだから。
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