763:『吸血殺し編』:第4話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/30(日) 02:17:59.17 ID:tQkFKix50
一方、その頃。
プッチ「君…そこの君」
???「………」
『三沢塾』から出て来たらしい『学生』を追って来ていたプッチは、
いよいよその『学生』に接触を取らんとしていた。
無論、出し抜けに『記憶のDISC』を抜き取る為である。
『記憶のDISC』は嘘をつかない。
これから、あの『三沢塾』に籠る『錬金術師』の情報や、
あの塾に掛けられているらしい『術式』を考えるヒントを聞きだすつもり…だったのだが…
???「………」
追跡していた『学生(?)』が急に振り向いた。
まるで天然痘にでもかかったみたいな、顔中に発疹の浮かんだ不気味な顔だ。
日本人…少なくとも東洋人では無い。
???「ひょぁぁぁぁぁぁーーーッ!」
プッチ「!?」
不意に、不気味な面の少年がプッチの方へとタックルを仕掛けて来る。
とっさに避けたプッチだったが、少年の指先に付いた『血液』に、
ナイフか何かが原因らしい切り傷から出ている『血液』に触れられてしまった。
そう、『触れて』しまったのだ。
???「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃーーーッ!」
???「はい、ターッチ!はい、ターッチ!」
???「『触れた』なぁ!触れちまったなぁ!だとすれば…」
???「てめえはもうおしまいだぁあ―――ッ!」
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