945:『吸血殺し編』:第5話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/31(月) 21:21:09.91 ID:kNHmO2dA0
ステイル「………」
上条「お、おい!」
近づいたステイルが靴の爪先でその『生首』を小突くと、
驚くほどの脆さで『生首』は崩れ、ドロドロと溶けて、
内包された体液やら何やらを床に広げていく。
その様子と臭いに、流石のステイルも顔を顰める。
ルーンを記したカードを一枚取り出すと、
ステイル「『塵は塵に、灰は灰に』だ」
ステイルの掌に生じた炎が振り下ろされ、
床の生首の残骸を焼いてしまう。
生首の残骸は瞬く間に炭化したが、床には炎によるダメージが、
一切無いのが奇妙ではあった。
ステイル「あの腐れ『錬金術師』め…何を企んでるか知らないが…」
ステイル「どうやら、予想以上にキナ臭い感じになって来たよ」
上条「なあ、インデックス…今のアレ、何だか解るか?」
上条の問いに、インデックスは申し訳なさそうに首を振った。
インデックス「知らないんだよ…最初は『使い魔』か…」
インデックス「魔術的に『改造』された生き物なのかと思ったけど、一切魔力を感じないんだ…」
神裂「私の知識にも該当する物はありませんね…貴方はどうですか」
ディアボロ「すまないな。俺もこんな不気味な代物は見た事は無い…」
ディアボロ「(ただな…嫌な予感がする)」
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