過去ログ - 上条「…ディアボロ?」4
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948:『吸血殺し編』:第5話 ◆K/7LL5shls[saga]
2011/01/31(月) 21:35:33.55 ID:kNHmO2dA0


『何となく』である。
完全な印象論に過ぎないが、ディアボロは、
あの奇怪な生首から受けたある見知った感触を得ていた。
何だろうと考えて解った事だが、あれは『ボス時代』の『親衛隊』の一員、
『カルネ』の『スタンド』、『ノートリアスBIG』の持っていた、何とも形容しがたい『死の気配』…
あれに似ているのである。

ステイル「考えるのは後だ…兎に角先に進もう」
ステイル「多分だが、この先に進めばアレが何だったのかの答えは出る」
ステイル「それと…あの生首を燃やしたお陰で、この建物に掛けられた魔術にも察しがついたしね」

ステイルに促されて、一行は非常階段を昇って、2階へと向かって行く。

その過程で、この建物に掛けられているであろう魔術、
『二層構造』の魔術にすいてステイルの推論が話され、
インデックスがそれに注釈をいれたりしていたのだが、
そうこう言っている内に、一行は二階に到達した。
そこでは…

上条「……何なんだよ…これは…」
ディアボロ「(…流石の上条もこれは辛いか…)」
ステイル「これは…既に何者かの襲撃を受けているのかい?」
神裂「その様ですね…それにしてもこれは…」
インデックス「普通じゃないんだよ…」

先程の『生首』と良く似た『残骸』が、
今度は幾つも、夥しい数で転がっている。
その何れもが、頭を『溶かされ』、
あるいはバラバラに粉砕され、あるいはその殆どが灰状になっている。

人間離れした容姿の個体もあれば、
逆に人間と殆ど変らない個体もある。
しかし、その全てが、青白い顔をして、腐臭を放っているのだ。


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