過去ログ - 美琴「週末は アイツの部屋で しっぽりと」
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8: ◆nE9GxKLSVQ[saga]
2011/01/22(土) 14:06:03.81 ID:SumbvhkSo

 [PM13:42]

 インデックスを飼い猫ごと月詠家に送り届け、帰り道にドラッグストアへ立ち寄った上条は
 コーナーの一角に大きく張り出されたポップの文字をまじまじと見つめていた。
 今日は美琴と外で待ち合わせをせず、先に家へ向かわせたのには理由がある。
 インデックスが不在の今しか入手できない、とある品物を購入するためだった。

『新発売! 極上の安心と快楽をあなたに!
 極薄0.01ミリ! サ○ミオリジナル 6つ入 税込¥1480』

 信頼と安心を標榜する避妊具の最新製品を前にして、上条は葛藤していた。
 記憶喪失に陥った直後の上条は、自分の財布にしまい込まれていた1枚のスキンの存在を
 本来の自分が持っていた虚栄心、或いは男子としてのエチケットと推測していた。
 今日に至るまで、かつての自分と肉体関係を結んでいた事を示唆する女性は現れておらず、
 上条当麻が童貞であった事に疑いは持っていない。
 しかしそのスキンも先週、己の目的を正しく果たし、その役目を終えていた。

(ううう、やはり男女のお付き合いは健全であらねばならぬと思うのですが、
 つい男の本能に従ってしまったばかりに、上条さんは遂に、遂にっ、
 女子中学生と身体を重ねたロリコン高校生になってしまったっっ。
 こんな事が青髪や土御門に知られようものなら、今度こそ上条さんはリンチ死ですよ!
 でもなぁ……あいつも嬉しそうだったしなぁ)


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