過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」 其の弐
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137: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 21:43:23.79 ID:OA4RNNtao
今から始めます


138: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 21:48:20.45 ID:OA4RNNtao



     ・
     ・
以下略



139: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 21:53:19.59 ID:OA4RNNtao
「……何をそんなに急いでらっしゃるのかしら?」

後に残された女生徒は首を傾げながら呟いた

一方、クラスメイトとの挨拶もそこそこに教室を飛び出した私は、廊下を駆け足気味に
以下略



140: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:03:50.86 ID:OA4RNNtao
私達が番外個体と交戦した日から、もうかなりの日数が経過している

番外個体の意識は早いうちから回復していたという話だが、にも関わらず私が未だに番外個体
と一言も言葉を交わせていないのには理由があった

以下略



141: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:08:03.42 ID:OA4RNNtao
と、その時

肩に軽い衝撃が走った

「あっ!ごめんなさい!」
以下略



142: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:17:39.85 ID:OA4RNNtao
「人にぶつかっておいてそのまま行こうっていうの?それはちょっとないんじゃないの?」

その威圧的な声を聞いて、私は面倒なことにならないといいなぁ、と思った

だが、それを無視するわけにはいかないだろう
以下略



143: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:26:52.90 ID:OA4RNNtao
「…………」

真ん中で腕を組み、高圧的な視線で私を見下している生徒に視線を遣る

おそらく先程の声の主は彼女だろう
以下略



144: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:40:47.07 ID:OA4RNNtao
「ふふ、大方能力開発ばかりにかまけて、礼儀作法の勉強をしたことがないのでしょうね」

後ろの取り巻きの一人が鼻につく様な笑いを浮かべながら言った

「すみません、急いでいたもので……」
以下略



145: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:50:50.15 ID:OA4RNNtao
「…………」

下を向いた私の耳に、周囲のざわめきが届いた

顔を上げ周囲を見渡すと、廊下の離れた場所や教室から大勢の生徒達が私達の姿を
以下略



146: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/07/10(日) 22:58:52.15 ID:OA4RNNtao
「な――ッ!?」

あまりにも理不尽な要求にカッと頭に血がのぼる

怒りのあまり、能力が暴走し、私の体の周りで微細な電流がパリパリっと音を立てた
以下略



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