過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」 其の弐
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176: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/08/03(水) 02:57:19.44 ID:6zHtXM3wo
私達を取り囲んでいる生徒はざっと十人前後であろう

さすがにこれだけの数の能力者に囲まれたとなると、レベル5である私でも物怖じしそうになる

先程から事の成り行きを戦々恐々といった面持ちで窺っていた彼女達にとって、この状況は
かなりの恐怖感を煽るだろう

取り巻きの二人がおそるおそるといった感じで自分達の主に進言する

「――ッ!」

その言葉に彼女はキッと後ろの二人を睨みつけたが、この場はそうするしかないと悟ったのか
ギリッと唇を噛んだ

「……今日はこれで引き上げてあげますわ……」

そう言い残して彼女は私達に背を向けた

「ま、待ってください、お姉様!」

後を追って残った二人もその場を後にした

「おーおー、最後まで小物っぽい台詞を吐きやがんぜ。ま、これにて一件落着、ってとこか?
災難だったな超電磁砲」




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