過去ログ - 佐天「世に鬼あれば鬼を断つ。世に悪あれば悪を断つ。」 其の弐
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24: ◆JZzNmabVtI[saga]
2011/02/02(水) 01:43:42.55 ID:hfakNvt5o
「俺もそいつの気持ちがわかるからな」

<…………>

「俺だって自分の大切な人が危険な目に遭ってるなんて思ったら、後先考えずに飛び出し
ちまう。だから、俺にはそいつがやったことを咎めることなんてできない」

「とうま……」

「俺達が信用できないってのもわかる。でも、まずは俺達の話を聞いて欲しい。お互いの
ことをきちんと伝えることができれば、きっと分かり合えるし、二度とこんなことを起こさずに
済むだろ?」

真摯な態度で、上条さんが言った

<先の言葉通り、吾は貴様等を信用してはおらぬ。吾の考えとしては一刻も早くこの場を
離れるのが最上であると思うておる。だが、御堂が貴様等の話を聞くと言うのであれば吾は
それに従うより他はなかろう>

その言葉の意味を一瞬つかみ損ねたが、これが正宗なりの賛同の言葉なのだと気がついた

(ホントにしょうがないんだから……)

「私は聞きますよ、二人の話。そして、私達のこともお話します」

正宗の代わりに意思表示をする

「そうと決まったら話をする前に部屋の中を片付けるんだよ!このままじゃあおちおち話も
できないんだよ!」

どこか安心した様子でインデックスがそう言った


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